
夫に変わって欲しいというニーズや怒りをずっと持っていました

今回このような素晴らしいコースを受ける機会を与えて頂けましたことを、アンマバァガバン、テジャサジ、そしてこのコースに関わったすべての方々に心より感謝いたします。
ダーサジからディクシャを受けた時、ダーサジの目があまりに無垢で純粋で透明で清らかで、赤ちゃんのような目だったので、まるで吸い寄せられるようにして、その瞳の奥にある永遠の中に引き込まれて行きました。
ずっと会いたかった、ずっと一緒にいたかった、ずっと求めていたものがそこにありました。
そしてその存在といかに離れてしまい、どれほど辛く悲しく寂しかったかということを痛い程感じました。
子供のように嗚咽がこみ上げで号泣しました。
それと同時に、又出会え、繋がっていることが例えようもなく嬉しく、本当は離れたことなど一度も無かったことを思い出して、全身から笑いがふつふつと込み上げ大笑いし、嬉しくて又大泣きしました。
そんなことが、自分の意思とは関わりなく勝手に起こって、しばらくそれが続き、そのうちダーサジの瞳の向うにあるスペース全体がどんどん広がって、そのスペースを満たしている愛、喜び、感謝が私の全身に、そして会場にも広がっていくのを感じました。
泣いて、笑って、ひたすら満たされていることを感じていました。愛と喜び、感謝が渾然一体となって、ただそこにありました。
ディクシャのあとは頭がかなり痛くなりました。そしてと痛い場所が様々に変わって行くのを感じました。
身体的には結構痛いのですが、心理的には幸せなので、苦痛とは感じませんでした。
現在の状態は次の通りです。
考えがやって来ます。
考えがやって来たことに、気付きます。
考えが去って行きます。
しばらくの間考えがありません。静かです。
又考えがやってきます。
考えがやってきたことに、気付きます。
考えが去っていきます。
しばらくの間考えがありません。静かです。
こういうサイクルを繰り返しています。
これまで私は、夫が私が嫌だと思うことを言ったりしたりすると、そういう事を言ったりしたりしない夫に変わって欲しいというニーズや怒りをずっと持っていました。
私がこのコースに参加して帰宅した時も、夫は私が嫌だと思うことをしていました。
一瞬ムッとしましたが、しかしなぜかその時、夫が私の嫌だと思うことをしない人になって欲しいというニーズは沸き上がってこないで、「ああ、この人はこういう人であり、こういうことをしてしまうのがこの人なんだなぁ」と素直に感じられ、笑ってしまいました。
どうやら私は、結婚30年にして初めて夫という存在を体験したもようです。
人生とは本当に可笑しく、ユーモア溢れる面白いものだと感じています。